健康な歯を失ってしまう

上下の歯を噛みあわせる際にかかる咬合圧は、歯の本数が減ることで、1本あたりにかかる圧力が大きくなってしまいます。入れ歯を入れずに残った歯だけで噛んでいると、その歯ばかりに負担がかかり、健康だった歯の寿命を縮めてしまうことになるのです。

歯並びが変化してしまう

歯は、上下左右からの力を受けて現在の位置に存在しています。入れ歯を入れないことによって、隣の歯が、空いたスペース側によっていってしまったり、向かい合う歯が伸びてしまうなど、ドミノ倒しのようにが歯並びが変化してしまいます。

むし歯や歯周病になりやすくなる

空いたスペースに歯が傾斜してしまうことで、根元の部分に隙間が生じたり、歯と歯の間の隙間ができたり、歯が重なって磨きにくい部分ができたりします。そういった場所に汚れ滞留し、虫歯や歯周病の原因になってしまいます。

全身への影響がでてしまう

噛む力、特に奥歯がないと、踏ん張りがきかず、体のバランスを保つことが難しくなります。入れ歯をしないと転倒するリスクは2.5倍高くなるというデータもあるほどです。

さらに、咀嚼能力が低下することで脳への刺激が少なくなり、認知症などを発症するリスクも高くなってしまいます。
特に年配の方ほど失った歯の本数も多いため、入れ歯の装着をやめることは避けてください。

使い続けることにストレスがある場合には、ひがし歯科医院にご相談下さい。